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ゆめかわ日記

情報が溢れてしまった今だからこそスリムに情報を扱うというテク

何気に気になった物事や単語、分からなくなったコードに関する説明を検索するときに、僕は検索エンジンにGoogleを使い続けています。

 

本来ならDuckduckGoやEcosiaといった新しい検索エンジンを使いたいのですが、クローラーが巡回し、リンク同士で重みづけを行っていく検索エンジンのアルゴリズムを使うならば、利用者が多ければ多いほど活発になるため、どうしても年期と利用者層でエンジンごとに検索可能範囲に差がついてしまいます。

 

やだねぇ。(やではないけど。)

そういった点から僕は基本Google検索を長らく使ってきており、今こうやって人間の言葉を話皆と楽しく会話で着てるのは殆どGoogleで検索したことにより得た知識のおかげです。マジでありがとう!

 

Googleに感謝を申し上げるなら「日々新しい情報を大量に引っこ抜いて載せてくれてありがとう。」であり、中指を立てるとしたら「情報多すぎ」という点にあります。

トートロジーな話なのですが、恩恵と被害は表裏一体に発生するものなので仕方がない話です。

 

何で情報多いんだろうって考えて浮かぶ要因は二つあります。

 

まず一つ目は資本主義の悲しき行く末です。Googleは巨大なネットワークを維持し、従業員に飯を食わせなければならないので、サイトの表示順序を考える際にはお金を出してくれる企業を優先します。言い換えるとお金を出してくれる企業には出資の見返りとして内容やページの価値のいかんせんに問わず、検索一覧のトップに高々と掲げられるわけです。

近年はこういった広告サイトのノイズがどんどん激しくなっており、検索する気も失せてしまいます。

 

まあ、これはしゃあない。問題は二つ目

 

別にGoogleに金出してなくても、ウェブサービスで飯を食うためにはいっぱいサイトに訪れてもらってビジネスチャンスをつかまないといけないのでサイトを作る側も本気で仕掛けてきます。検索エンジンの仕組みを巧みに利用してSEO(検索エンジン最適化)対策を行うビジネスモデルがここ10年で確立され、「調べたときに自分のサイトが引っかかりやすいようにする」ことをとことん追求したサイトが現れ始めました。

 

どれだけ価値のあるサイト、本当に探していたサイトがほかにあったとしても、検索エンジンの仕組みをうまく利用できるかできないかでブラウザに表示される内容が左右されてしまい、検索トップにアフィリエイトや契約促進を目的とした「量産型サイト」なるものが発生するわけです。

 

これは許せん、一発殴らせろ! と言いたいところですが、同じく生活が懸かっている人間がやってることなのでしゃあない。

 

総合的に斟酌して「仕方がない」んだからあきらめるか...

 

は?

 

諦めるわけないっしょ、僕は毎日ブラウザでネットサーフィンする人間だからこそ「もっとズル賢く」Googleを使っていく必要があると自負しております。

という事で今回は2020年代のググラビティな世界を生きるために必要な情報選別テクニックを考えていこうと思います。

 

 

選別テク1:広告を殺す

 

検索する際に一番ノイズになるのは広告です。ネットショッピングをしている時間以外、別に何か欲しいとも思ってないので商品紹介されたら邪魔で仕方がないです。

とりわけ人間はエロで構成されているようなものなので、大体の広告は巨乳美女とのセックスに偏ってしまいます。(ド偏見)

 

セキュリティホールを調べていて、偶然出てきた広告がアナルセックス卑猥なコンテンツっていうので笑えるのは一回限りだと思うし、心の余裕がないと面白いと思えないし普通に汚いので何としてでもこういったコンテンツは排除したい一心です。

 

そこで使うのが広告ブロッカー。

世界中の広告の情報をリスト収集したり、広告で扱われるような処理を検知してクライアントに画面が表示される直前に間引いてくれる便利な機能です。

これを複数製品導入することによって、ほぼ完璧にクリーンなサイトにしてくれます。

 

広告ブロックってやっていいの?

 

依然広告ブロックは犯罪じゃないの?そんなの非道だから許されない!死ね!

っていうご指摘を各所からに頂いたのですが、ここで返事させていただきます。

 

(ご指摘に感謝します)「生きるっ!!」

 

厳密に検討すると。現行法では広告ブロックが違法行為になるか否かを争った判例が日本には事例として存在しないので何とも言えません。しかしながら、犯罪とまで指摘するなら現行刑法を使ってどのように理論構成するのかを検討すると非常に難しいと思います。不法行為で提訴する場合も否定的です。

 

国外の事例を参照するとドイツではアフィリエイトサイトの広告をブロックすることに関する不法行為について審理が行われた判例が数件あり、いずれも原告側の敗訴判決が出ています。国外法を参考に検討するなら侵害の様態が曖昧である以上不法行為性を立証するのは難しいと思います。

 

torrentfreak.com

まあ、これは置いといて...非道だから許せないっていうのは自分のイデオロギー出し過ぎでしょ。どこが非道なのか、どういう基準で非道だと主張するのかを明確にして頂かないと、こちらも返事に窮します。

 

客観的に考えて、広告をブロックしてしまえば広告にアクセスする機会が減ってしまうので収入が減少してしまう可能性を検討できるかもしれませんが、ユーザビリティを過剰に害するような広告、閲読性に支障が出る広告を出すサイトに関して同じことが言えるのかというと両者痛み分けであるという考え方も可能だと思うのですがいかがでしょうか。

 

まあ、アフィリエイト活動をされる方々に言えることは、そこまで広告を阻止されたくないなら、ページの閲覧に関する利用規約を置いておいて、そこに「広告ブロックしないこと」を規定して同意を取らせる形を取っておかないと法的に主張するのは難しいと思います。そこまでしていただけるなら同意しないので見ませんし(苦笑)

 

広告ブロックが非道だと思われる方はしなければいいと思います。それぞれポリシーを持って生活しているので、自身の意見を主張する範囲では差支え無いですけど、主義主張を過剰に押し付けられるのはマナーとして懸念があると思うのでぜひ検討なさってください。

 

選別テク2:量産型サイトをあえて知っておく

敵を破るにはまず敵を知れ。

っていう感じの言葉誰か言ってるんじゃないかなって思います。もう地球も数十億周年ですし。

 

自分の役に立たないサイトを知りそれを積極的に回避するためには、あえて地雷を踏むことが有効なのではないかと思っています。

 

例えば、量産型サイトでよくあるのは定型文だと思います。「いかがでしたか?」が典型的ですね。もはや一種のネタとして扱われている概念です。

 

内容が同じ、冗長な導入部分、意味不明な汎用性の高い画像の多様、やたらと会員登録に誘導してくる、謎のチャット画面が表示される 等いろいろ上げられますがこれらの内容は時代とともに変わってくると思います。

 

もしあまり自分の役には立たないサイトを踏んでしまっても、「くそっ、忘れちまおう」っていう考え方は取らず、ブラックリストとして記憶しておけば、検索候補を見た段階で判別つくぐらいまで精度向上が図れます。

 

選別テク3:他国語を拒絶しないこと

日本語サイト以外受け付けない😡

みたいなスタンスを取ってしまうと非常にもったいないです。日本語で書かれたコンテンツだけが情報が豊富でソースが明確だとは限りません。

アメリカで作られた技術を使うならアメリカのドキュメントのほうが詳細で新しくリソースが豊富な場合もありますし、他もまた然りです。

日本語で検索をかけてみて、「あかんな...」と直感的に感じたらぜひ英語や中国語、韓国語、カムチャッカ語、どの言語でも検索を賭けてみましょう。

今時翻訳もAIも使えるんだから言語の壁は低いと思います。

 

 

選別テク4:時間軸をしっかり意識すること

 

皆さんがネットを開通させたタイミングはいつですか。

多分早い方だと1996年ぐらいにはもうネットサーフィンしてるのではないでしょうか。

今これを書いている23年現在でもその日から27年が経過しています。

27年間でネット上に掲載された情報は天文学的です。正しい情報もあれば正しくない情報もある。曖昧な情報もあれば明確な情報もある...

正しさを確保するためには複数のサイトや文献を比較することが大切なのですが、

とりわけそれを峻別する指標として「その記事がいつ書かれたか」を調べるのは大いに有意義だと思います。

 

プログラムや医療等、場合によっては2023年と2013年で言ってること真逆になってることが結構あります。今の情報が疑わしく覆す目的で探るのではないなら、今生きている時代の新鮮な情報を見ていることで、錯誤を起こす確率が減らせる可能性が高いです。

 

Googleの場合はツールという部分を選択して期間を1年以内に絞るのが有効だと思います。ぜひお試しください。

 

 

以上の言及は主に情報を減らすという点に重きを置いています。情報は多ければ多いほど良いという時代は情報ネットワーク社会では通用せず、根拠があり正しい情報を絞って検討することがググラビティ向上につながる時代になってきました。

 

脳死で情報を摂取するのも一興ですが、快適で楽しいネットライフを送るために、少し工夫をしてみるのもいいかもしれませんね。少なくとも僕は強く意識しています。

 

いかがでしたか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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尚、実際の人物や団体に影響が出ないようにある程度抽象化したり脚色したりすることもあります。ここに出てくる登場人物や出来事は全て夢の中で起こっているようなものという感覚で読んでいただけると幸いです。